【具体例あり】NFTとは？基本と魅力を分かりやすく解説

2024年6月14日

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NFTってなに？
どんな魅力があるの？

私も暗号資産（仮想通貨）へ投資したことで、NFTという言葉をよく見かけるようになりました。

何の略称かも分からないところからスタートしましたが、今ではすっかりNFTに魅了されています。

NFTは私たちに、投資、趣味、副業など様々な選択肢を与えてくれますが、ここではNFTとはなにか、どんな魅力があるのかについて解説します。

NFTとは

NFTを一言で表現するならば、「唯一無二の価値あるデータ」です。

NFTは、「Non-Fungible Token」の略称であり、非代替性トークンのことを指しますが、分かりづらいので、具体例を交えて説明します。

用語	言い換え	具体例
非代替性	代わりが他にない	WBC2023優勝時の胴上げ投手（大谷翔平選手）
トークン	デジタルデータ（モノ）	サイン入りグローブ

NFTの言い換え・具体例

野球の世界一を決めるWBC2023で、日本は優勝し大谷翔平選手が胴上げ投手となりましたが、代わりとなれる人は他のプロ野球選手含めていません。更に、その時に大谷翔平選手が着用していたサイン入りグローブがあるとするならば、それは世界にたった一つのものになります。

このように、デジタルの世界において、世界に一つしか存在しない唯一無二のデータをNFTと言います。

NFTの世界では代表的なものとして、NFTアートがあり、唯一無二の画像や動画が価値あるデジタルデータとして売買されております。

NFTの魅力

私が考えるNFTの魅力を3点紹介します。

①世界に一つしかない唯一無二の価値がある

先述の通り、NFTでは唯一無二のデジタルデータが売買されている世界であり、まさにそこに魅力が詰まっていると思います。

これまでは、絵画や骨董品などのモノに対する価値の考え方がありましたが、それに加えて今後は、画像や動画などのデジタルデータについてもその考えが適用されていきます。

既にこれまでもNFTアートにおいて、有名アーティストのデジタル作品は、数十億円で取引されるなど、その動きは始まっています。

そもそもですが、NFTはブロックチェーンと呼ばれる技術を用いており、データの改ざんが困難となっているため、複製（コピー）が出回りにくい、もしくは複製されたとしてもバレやすい特徴があります。画像や動画は簡単にコピーができますが、NFT化することで、先程の技術が適用され、簡単には複製できないデータとなる特徴があります。

②投資、趣味、副業などに幅広く活用できる

NFTは唯一無二の価値あるデータですが、その特徴を活かして投資、趣味、副業などに幅広く活用できます。

活用手段	（例）具体的な活用方法
投資	アートを購入し、価格が上昇したタイミングで売却する
趣味	ゲームを楽しむ・アートを作成する
副業	アートを作成し、出品して対価を得る

NFTの活用方法について

このように、NFTの活用手段は様々であり、上手に活用することで人生をより豊かにすることができます。

③有名企業が続々と参入しており、今後の市場拡大が大きく期待できる

まず日本におけるNFTの現状ですが、消費者動向や市場調査を実施しているMMD研究所が2022年に実施した調査によると、認知率は30.8%、保有率は3.2%の結果となっております。この調査結果からは、実際にNFTを始めている人はほとんどおらず、知っている人もまだまだ少ないと言えます。

実際に私も2023年まで、NFTを知らない人間でした。

知るきっかけは、人によって様々であると思いますが、私の場合は、冒頭でも触れた暗号資産（仮想通貨）へ投資をしたことです。

NFTで使用される通貨は基本的に暗号資産（仮想通貨）であり、保有する暗号資産（仮想通貨）を使用して、デジタルアートなどを購入することができるため知るきっかけとなりました。

日本におけるNFTの普及はまだこれからの状況ですが、世界に目を向けると、2020年から2021年にかけての世界全体でのNFT取引金額は215倍に拡大しています（※1）。更に、今後世界でのNFT市場規模は、2022年から2027年にかけて、年平均で35%成長するとの調査報告もあります（※2）。

※1：三菱UFJリサーチ&コンサルティング「NFTの動向整理」参照

※2：グローバルインフォメーション「NFTの世界市場」参照

このような拡大の背景の1つとして、スターバックス、コカ・コーラなどの多数の有名企業がNFTに参入しており、各種サービスを展開しています。NFTの市場を企業側も認知し、今後の需要拡大及び一定の収益が見込めると判断しているものと推測します。

NFTは伸びしろが大きく、今後の市場拡大が十分に期待できます。